九十九島グループ入社のきっかけ、入社後の環境

地元長崎や福岡で就職先を探していて、九十九島グループ、寿スピリッツグループの理念に共感したことをきっかけに、入社に至りました。
大学の学部は幅広い選択ができるところでしたので、ゼミで関わっていた食に関することで探していました。

また大学時代は、どうせなら長崎でしかできないことをしたいと、部活動やアルバイトなどで長崎の文化に積極的に触れるようにしていました。
ですので、長崎で長い歴史を持つ会社という点でも魅力的な会社でした。
最終的に決定したポイントは先輩社員の方々の雰囲気です。

入社後、福岡の直営店舗に販売として配属され少し経ったとき、初めて先輩社員なしの閉店業務を任されました。
教わった通りに進めていたはずが、突然パソコンが動かなくなってしまい、パソコンなしでの発注の仕方や日報の処理の方法もわからず困り果てていまいました。
すぐに当時の店長が駆けつけて下さり、親身になりフォローし解決してくださいました。この時の店長の姿は、現在の私の働く姿勢の基本です。

またお店の商品は工場から来ているという漠然とした考えから、「朝、工場では何時から誰が出勤し何を確認して何を製造して…」という具体的な動きをイメージし仕事に取り組めるようになりました。
人に頼ること、チームで働くことは何でも自分で動き選択できていた学生時代とは違う環境でした。先輩のありがたさ、信頼を全うする責任感が芽生えた頃でした。

現在の仕事の内容

お客様には、まず商品を「美味しい」と納得して買って頂きたいので、試食販売という方法で日々お客さまへアプローチをしています。
お店の印象や試食の状態、表情やセールストーク、感動レベルの接客は熱狂的なファンになって頂くために重要な事です。
店長や社員を中心にスタッフ全員で取り組める環境づくりに取り組んでいます。

また寿スピリッツグループでは理念実践の為に行動指針があり、それに沿って目標や戦略を立てます。
私も主力商品の販促やイベントの提案に始まり、3年目には一ヶ月の販売予定を立てたり売上目標をスタッフへ共有したり、イベントを実行したりと働くにつれ挑戦させてもらえる仕事の幅は広がり、より計画的な仕事になりました。

わからない事は気軽にリーダーに相談できるありがたい環境です。日々の接客や発注以外のこの様な「裏方」としての仕事も店舗では大切な仕事です。
これらのことにより、日々の接客に意味を持たせることができると感じます。

今後の目標、メッセージ

現在は地元に戻り、長崎の新店舗で新しい商品を扱っています。
異動の話をいただいたときにはいずれ地元に関わる仕事がしたいと考えていたので不安より期待感が大きく、まだ世に出ていない長崎の新しいスイーツを発信し早くたくさんの人に喜んで貰いたい気持ちでした。

実際にお客様との会話に、「長崎にこんな文化があるとは知らなかった」と喜んで頂け、新しいものを売っているようで、お菓子を通して長崎の歴史や文化も一緒に発信しているという実感があります。

これが現在ではやりがいにも繋がり、入社の時に抱いていたことと何となく一致してきている印象です。
それだけではなく、現在のスタッフが、私が店長になり初めてのお店のメンバーということで、これまでとは違った信頼感を抱き、より良いチームにしていきたいと思えるようにもなりました。
まだまだこれからですが、「長崎に来たらここ！」と多くの人に選んで頂けるお店にしていきたいです。